マイクロフォーカスX線CTシステムを用いた 金属・ゴム接着部品の観察
2024年7月08日
金属とゴムはそれぞれ特性が異なるため、組み合わせることで高強度、防振性、軽量化、密封性など、どちらか一つでは実現できなかったさまざまな性質を付与できます。 そのため、金属とゴムを接着した機械部品は自動車、産業機械などの分野で広く利用されています。しかしながら、 異なる性質の部品を接着するため、製造工程や使用中に発生する熱や振動などにより、欠陥ができるケースがありま す。特に金属とゴムの接触面では、金属の高温化によりゴムが劣化する可能性がありますが、欠陥が表出するまで発見できません。表出前に劣化や欠陥を評価するには、非破壊で検査する必要があります。 X線CTは非破壊検査の一種で、金属とゴムを接着した部品を破壊せずに内部の状態を可視化できるので、内部にできた欠陥の位置や形状の評価が可能です。
今回は、マイクロフォーカスX線CTシステム inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus(図1)を用いて、金属とゴムを接着したローラーの観察事例を紹介します。
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