スマートフォンのX線検査

2025年1月10日

    スマートフォンはタブレット端末などと同様に、モバイルデバイスの代表と言える電子機器です。携帯性と機能性を高度に両立するために、限られた空間の中で様々な電子部品が効果的に実装されています。端末の進化に伴って、その内部構造は一層複雑になる傾向にあります。 

  一方で、電子部品には一定の割合で不良が生じます。部品の不良は機器の正常な動作を妨げるだけでなく、時には発火や爆発などの事故を引き起こす危険があります。そのため、安全かつ安心な機器利用を実現するために、製品の不良検査が極めて重要になります。 

  その検査方法の1つとして、X線検査装置による内部観察が挙げられます。X線検査では対象を破壊することなく内部を観察できるため、市場に流通している状態そのままで製品を扱えるという利点があります。 

  本稿では、マイクロフォーカス X 線検査装置 Xslicer SMX-6000(以下、Xslicer SMX-6000)(図 1)を用いて、スマートフォンを観察した事例をご紹介します。

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