X線CT|ウレタンフォームの空隙観察
2025年3月04日
ウレタンフォームは、緩衝、断熱、吸音、フィルターなど多様な性能を持つため、生活のさまざまな場面で使用されています。フォーム内部の空隙形状、体積、空隙の壁厚は、フォームの特性に影響を与えるため、内部構造の観察や評価により、品質を管理する必要があります。また、フォームを接着することでさまざまな形状に対応できますが、接着部の剥がれによる機能低下の可能性があるため、品質管理のためには接着状態の把握も重要です。しかしながら、フォームを切断すると空隙形状や接着状態が変わるおそれがあるため、非破壊での検査が有効です。X線CTは、ウレタンフォームの内部構造を非破壊で観察し、評価するために有効な手段です。本稿では、inspeXio SMX-225CT FPD HR Plus(図1)を用いて家電製品の梱包材を撮影し、接着部および空隙の解析を行った事例を紹介します。
日系企業サポート窓口お問い合わせ : gaishi@shimadzu.com.cn (021)3419-3773
華東地区
上海分公司
上海市徐汇区宜州路180号 华鑫慧享城B2栋
華北地区
北京分公司
北京市朝阳区朝外大街16号
中国人寿大厦14层
華南地区
広州分公司
广州市天河区高唐路230号
广电智慧大厦
華南地区
深圳分公司
深圳市南山区粤海街道
高新南七道18号高新技术产业园区R3-B座1楼
